象眼入り刀鍔買取!

骨董品買取の福岡玄燈舎です。今回、福岡大宰府での骨董品買取の場面では武具や刀の鞘、目貫や鍔、陣笠などの買取がありました。
写真の骨董品はひときわ目立つきれいな桐箱に入った象嵌入りのです。
在銘ではありませんがなかなかの上手の鍔です。

IMG_1138.JPG

象嵌(ぞうがん、象眼とも)は、工芸技法のひとつです。
象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味があります。象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等があります。その中の金工象嵌は、シリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされます。江戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、日本刀の拵えや甲冑、鏡や根付、文箱、重箱などに腕を振るった。素材としては金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻、陶磁器なども用いられています。日本国内に現存する最古の象嵌製品は石上神宮の神宝「七支刀」だといわれます。
またアンティーク家具で使われているのは木工象嵌です。 無垢材の家具の表面に模様を彫り、その模様に沿って切り取った色の異なる木片をはめ込んで模様を描く木工象嵌は、まるで絵画のような美しさですね。

骨董買取の福岡玄燈舎では象嵌入りの鍔や金物、武具、茶道具を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
受付年中無休 電話050-3569-2100

この記事へのコメント